平成14年度 情報通信月間
「ユビキタスネットワーク時代」の到来
−次世代情報通信事情−
更新日時:


 
日程:2002年6月7日(金)
場所: 小倉AIMビル6F北九州テレワークセンター会議室 ( 地図 )
主催: 九州インターネットプロジェクト
協賛: 情報通信月間推進協議会
協力: 九州芸術工科大学 (藤村研究室堀研究室)、 佐賀大学 (渡辺研究室)、 九州工業大学 (小出研究室尾家研究室川原研究室)
概要: 「ユビキタスネットワーク時代」の到来を迎えて、インフラ、プラットフォーム及びコンテンツという3つの観点でセッション及びパネルディスカッションを開催。また、会場ではインターネットの先端技術を駆使したいくつかのデモを展示します。

パンフレットはこちら

プログラム

時間 内容
10:30〜 デモンストレーション及び展示会
13:00〜14:20 講演会(インターネット中継予定)
講演者: 植原 啓介氏
題目:『インターネットがもたらす新たなITSの世界』
14:30〜16:00 ショートノート+パネルディスカッション (インターネット中継予定)
・ショートノート:
下條 真司氏『BioGrid最新情報(仮題)』
江崎 浩氏『IPv6の最新動向』
・パネルディスカッション:
下條 真司氏、江崎 浩氏、平原 正樹氏、尾家 祐二氏



講演者/パネラー紹介

下條 真司 (しもじょう しんじ)

【所属】
大阪大学 サイバーメディアセンター教授(副センター長)
江崎 浩 (えさき ひろし)

【所属】
東京大学 大学院 情報理工学系研究科 助教授
平原 正樹 (ひらばる まさき)

【所属】
(財) 九州システム情報技術研究所(ISIT) 研究員
尾家 祐二(おいえ ゆうじ)

【所属】
九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 教授
植原 啓介 (うえはら けいすけ)

【所属】
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別研究専任講師




講演会/パネルディスカッション (インターネット中継)

会場:会議室C

本実験では,インターネット中継とチャットの2つの技術を用いて、「講演会/パネルディスカッションの近未来のスタイル」を提示します。
インターネット中継

最も一般的な「物理的な距離を越えるためのインターネット技術」という観点から、 会場に来れない場合でも自分のパソコンで講演を聴講できるよう、 会場に撮影の機材を設置し、講演の様子をインターネットで中継します。 今回は家庭用デジタルビデオカメラで撮影を行い、それを専用の リアルタイムエンコーダでreal形式に変換し、ネットワークへ 配信します。映像の受信/再生はreal playerを用いて行います。

チャット

会場の聴講者の机に全てにノートパソコンを設置し、 聴講者とパネラー全員が同時にチャットに参加できる環境を構築します。 講演中、パネルディスカッション中は常にチャットが動作している状態にあり。 全員がいつでも好きなときに発言できるようになっています。

詳しい内容はこちら
パネルディスカッションの形式図
図. パネルディスカッションのイメージ図



デモンストレーション

タイトル: 『DVLive!:WindowsソフトでDigitalVideoの双方向通信を実現』
出展者: (株)KDDI研究所
会場: 会議室A
内容 DVLive!は、IPネットワークを利用して、一般のDVカメラの映像をパソコン間で伝送できるビデオ伝送ソフトウェアです。1対1の双方向通信はもちろん、マルチキャストによる多地点への同時伝送も可能です。次世代のプロトコルのIPv6にも対応しています。 受信した映像はパソコン上へ表示するとともに、IEEE1394を経由して外部のDVカメラやモニタへ出力できます。パソコンのソフトだけで実現しますので、大学や会社のイントラネットなど様々な場面で、自分のパソコンを使って(ユビキタス的に)安価に手軽に高品質ビデオ通信が実現できます。





タイトル: 『HAVi規格とIEEE1394を組み合わせたAV系ネットワーク』
〜AV機器の相互接続デモ〜
出展者: 安川情報システム(株)
会場: 会議室A
内容 HAVi(Home AV interoperability)規格は、ホームネットワークに対応するデジタルAV機器間の相互運用が保証されているミドルウェア仕様の規格です。デモでは、HAVi対応AV機器をIEEE1394で接続し、コントローラとなる機器からターゲットとなる機器の制御を行います。機器をIEEE1394で接続することで、コントローラ側でターゲット機器を認識し、その制御モジュールをアップロードします。そのモジュールを利用して、ターゲット機器の機能を制御します。

デモ構成図





タイトル: 『ブロードバンドにおける映像世界の躍進!』
出展者: NTT西日本 NTTグループ
会場: 会議室A
内容 ブロードバンド通信環境は急速な進展を見せています。それがもたらす恩得の 1つには映像世界での技術進歩があります。従来の発想から存在していた「映 像」の世界ですが次世代携帯電話や、インターネットの出現によって夢であっ た世界が目の前で体験することができます。「似て非なるもの」を同時体験す ることでその技術の使途を創造していただきたいと思います。
1つは次世代携帯電話「FOMA」。現存の撮った映像を送信するのではない、 「今」を通信するTVの世界が個人レベルでリアルタイムなやりとりを体験し ていただきます。携帯電話間、ならびに携帯電話⇔固定電話でのデモを実演い たします。
もう1つはインターネットでのTV会議システム。今までの「TV会議」の上 をいくこのシステムは映像の滑らかさに加え、チャットを組込んだコンテンツ でインタラクティブな会議を体験できます。
コミュミケーションの形態が会話からメール等へ変わり、それが人間関係のあ り方にも大変な影響を与えています。その中で生きたコミュニケーションツー ルが求められていることも考えなくてはなりません。「いつでも」「何処でも」 「誰とでも」「初めての人も」、ブロードバンド時代の到来が社会に与える喜 びを皆さんに味わっていただきたいと思います。





タイトル: 分散計算型オセロゲーム
〜Grid コンピューティングにおけるゲーム木探索〜
出展者: 九州工業大学(小出研究室、尾家・川原研究室)
会場: 会議室A
内容: 本デモンストレーションは、対戦型オセロゲームのゲーム木の探索を分散計算するものです。ゲーム木というのはゲームのルールに従って敵味方が次々と可能手を指していくことで形成されるものです。このゲーム木で探索を行う空間は指数関数的に増えていくため、ゲーム木を深く読むには大規模な計算が必要となります。特に対戦型の場合、短時間により多くの探索を行う必要があります。このため本デモでは、この計算を広域光ネットワークで接続された10台以上のプロセッサに割り付けて行います。なお、各計算機への計算の割り当てはリストスケジューリングにより行われています。

ネットワークトポロジ図





タイトル: 『イーサネット上の多チャンネルディジタルビデオ伝送実験』
出展者: 九州工業大学(尾家・川原研究室)
会場: 会議室A
内容: 2001年は総務省の「ブロードバンド元年」宣言に見られるように,ADSLや光ファイバといった高速なインターネット接続が比較的手軽に利用可能となった1年でした.そして本年もその勢いは加速しており,ブロードバンドが家庭へ職場へとますます普及していくと予想されます. このように高速なインターネット接続が利用可能となった結果,新曲のビデオクリップや映画予告など多くの動画像配信サービスが始まっています.将来的には光ファイバ網の整備により 100Mb/s といったより高速なインターネット接続が可能となり,動画像配信サービスの量・質が向上していくことが期待されます.
そのような多チャンネル動画像配信サービスを行うためには,Gigabit イーサネットのような超高速伝送技術に対応した中継機が必要となります.そしてそのような中継機が大量の多チャンネル動画像データを処理でき,受信側で問題なく再生できるのか実験が必要です.そこで本デモでは,実際に多チャンネルビデオ配信を行い,受信側で問題なく再生できるのか実験を行います.

ネットワークトポロジ図
switchスペック一覧表





タイトル: 『無線LANを用いた動画配信と性能評価』
出展者: 九州工業大学(尾家・川原研究室)
会場: 会議室A
内容: 現在製品化されている無線LANの規格としてIEEE802.11bとIEEE802.11aの2つがあります。この2つは最大伝送速度と利用する周波数帯域が異なっており、IEEE802.11aはIEEE802.11bより高速な通信が可能となっています。
そこで現在製品化されているIEEE802.11aとIEEE802.11bを用いて実際にネットワークを構築し、11aと11bそれぞれのネットワークに対してストリーミングを行い、どの程度の品質が得られるかを実際に見ていただきたいと思います。また、実際に流れているトラヒックをSmartBitsを用いて計測し、実際にどの程度のスループットが得られているかなどを示します。

ネットワークトポロジ図




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