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研究業績


共有区間最小物理帯域幅推定ツールの実ネットワークでの評価
著者
  小田崎 晃之
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2009 年 2 月
 
アブストラクト
  インターネットにおける通信は一般に, 管理主体の異なる複数のネットワーク(インター ネットサービスプロバイダ等) を経由するため, 自ら管理していない他のネットワーク状態 や特性をも把握する必要が生じる. そのために, ネットワーク内部の特性をネットワークの 端点間(End-to-End)の計測から推定する手法が研究されている. その一つに, パケットが通 過する経路(パス)に沿った最小物理帯域幅を推定する問題がある. しかし, 複数の送信者 から単一受信者へデータを同時転送する場合, 適切な送信レートの決定には, 複数のパスの共 有区間内の最小物理帯域幅を知る必要がある. 先行研究では, 共有区間の最小物理帯域幅を, 疑似パケットペアを用いた送信-受信間のアクティブ計測により推定する手法が提案された. また, シミュレーションにより, その手法の推定精度や推定効率(時間)が評価された. 本研究では, 疑似パケットペアを用いた共有区間の最小物理帯域幅の推定手法を実ネット ワークでの実験により分析・評価した. 推定精度評価のために, 試作ツールによって推定した 共有区間最小物理帯域幅を, パスに沿った最小物理帯域幅を推定する既存のツールを用いて 計測した結果と比較した. その結果, 試作ツールの推定精度は高くなく, 特に共有区間の手前でインターネットを経由 する実験環境では, 過小推定する場合が多いことが分かった. 共有区間の入り口で疑似パケッ トペアがうまく構成されていないと考えられる. よって, 試作ツールの適用可能条件や推定 精度・安定性を明らかにするために, 送信タイミングや送信方法の変化によりどのような違 いがあるかを調査し, また, 本研究のトポロジ以外でも同様の実験を行い, 違いを比較する必 要がある. さらに今後の実験の結果を踏まえた上で, 推定手法やツール実装方式を再検討し, ツールの改良を行っていく必要がある.
 
キーワード
 
 
記述言語
  Japanese
 
 

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