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研究業績


第四世代移動体通信網における時間/周波数スケジューリングの性能評価
著者
  武田 鷹広
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2010 年 3 月
 
アブストラクト
  近年,移動体端末が急速に普及している. それに伴い,ユーザ数の増加や各ユーザ毎のデータ通信量の増加によって高速な通信の需要が高まっている. そこで現在使用されている第三世代(3G)移動体通信とは異なる周波数帯を用いて,通信の高速化を図る第四世代(4G)移動体通信に注目が集まってきている. 4G は,最大で100 Mb/sの転送速度が可能であり,全ユーザの平均スループット,受信状態の悪いセルの端に依存するユーザのスループット,そして周波数利用効率などの向上が想定されている. 4G では,高速パケット無線アクセスを実現するため,3Gの通信方式であるWideband Code Division Multiple Acess(W-CDMA)方式で用いられる5 MHz の無線帯域幅から広い帯域幅である80 MHz の無線帯域幅を利用する. この広い帯域幅を効率よく利用するために,広い周波数帯を細かく分割し,それぞれの周波数ブロック(サブチャネル)毎に基地局が各ユーザの受信状態に応じて,ユーザを割り当てていく方法が挙げられる. これを時間および周波数を考慮に入れていることから,時間/周波数分割スケジューリングという. 無線リンクの受信状態は,干渉やフェージングなどの影響により時間毎に刻々と変化し,また周波数領域によっても異なってくる. よって4Gの性能評価を行うにはパラメタ設計の段階に至るまで,さまざまなレベルでの性能評価が不可欠になる. そこで本稿では,4Gネットワーク上におけるさまざまな環境下における評価によってTCP性能へ与える影響について調査・分析し,改善を検討する. しかし,4Gでは,各ユーザの受信状態は周波数帯域でも異なるため,受信状態の悪い周波数帯を含むユーザを割り当てる場合や逆に受信状態の良い周波数帯を含むユーザを割り当てない場合ななどが発生し,効率的であるとは言えない. そこで本稿では,4Gネットワーク上における時間/周波数分割スケジューリングについての有効性を検証する. 先行研究で開発されたシミュレータを用いて,様々な設計パラメタがTCP性能へ与える影響について調査・分析し,適切な設計指針や今後の改善指針を与える.
 
キーワード
  Wireless
 
記述言語
  Japanese
 
 

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