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研究業績


広域下り無線通信の最低品質を向上させる前方消失訂正手法
著者
  久松賢志
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学大学院 情報工学府 情報システム専攻 修士論文 2011 年 2 月
 
アブストラクト
  本研究では広域に分散した各ユーザ宛のパケットが上流から基地局へ流入し,それらを基 地局から共通の無線周波数帯域および共通の変復調方式を用いて各ユーザ端末に配信する 形態における,効率的な損失パケットの復元方法を提案している.本環境では,全受信ユー ザで単一の無線リンクを共有しているため,各パケットの宛先は1ユーザであるが,全ての ユーザがネットワーク内の他ユーザ宛パケットも受信できる.この無線のoverhearing 特性 を利用して,排他的論理和ベースのFEC (Foward Erasure Correction) による損失パケット復 元に着目する.パケットロス耐性があり,遅延制約が存在するアプリケーションを対象とし ており,冗長パケットを用いて各ユーザの実効受信成功率(受信または復元できた自分宛パ ケット数の割合) を向上させることができる.本研究では,ユーザ間の実効受信成功率の最 低値(最低実効受信成功率)を最大化する手法を検討する.最適な冗長パケットを構成した 場合の合成傾向から,各ユーザの受信成功率と各ユーザ宛パケットが冗長パケットへ合成さ れた割合との間に線形的な関係があることが確認された.そのため提案手法ではこの線形的 な関係性から,各ユーザの受信成功率に応じて各ユーザ宛パケットが冗長パケットへ合成さ れる確率を調節するようにしている.様々な条件での評価結果より、最低実効受信成功率に 関して,他の素朴な合成手法に比べて大きな性能向上が見られるだけでなく,現実には利用 できない情報を用いた最適な合成手法に近い性能を実現できることがわかった.
 
キーワード
  Wireless, Challenged Networks
 
記述言語
  Japanese
 
 

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