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旧尾家・塚本研究室です.尾家祐二 現・九州工業大学学長の情報は こちら.
   
研究業績


PLC/無線LAN間の連携伝送に基づくTCP性能改善手法の提案と有効性検証
著者
  山本 啓介
 
雑誌名/会議名
  2011 年 3 月
 
アブストラクト
   現在,ホームネットワークの構築には無線LAN が広く用いられているが,更に安全かつ簡易に構 築する手段として高速電力線通信(PLC:Power Line Communication)の普及が進んでいる.しか し,屋内電力線は元来,PLC の利用周波数帯域(2MHz〜30MHz) における伝送路特性は考慮されて おらず,PLC の信号伝達性能は配線の長さや途中の分岐数,各種電気製品が出すノイズにより低下 する. PLC は独自の再送機構を備えており,パケットのロスは抑えられる.しかし劣悪な環境では,何 度も再送が繰り返され,PLC モデム間での遅延が最大で2 秒と非常に大きくなってしまう.この場 合,TCP 通信においてタイムアウトが発生するだけでなくRTT が増大し,ウィンドウサイズの増 加が遅れた結果,TCP 通信の性能の低下につながる. このRTT 増大及びタイムアウトによるTCP 性能劣化の問題を改善するために,本研究では通信 品質の劣化要因が異なる点に着目しPLC と無線LAN(IEEE 802.11g) の連携伝送を提案する.しか し,無線LAN は他トラヒックとの競合が予想されるため,既存のトラヒックへの影響を最小限にす るために無線LAN ではTCP ACK のみを伝送する. 提案手法をシミュレーションによって検証した結果,提案手法を用いることで性能の向上が見られ た環境と,逆に性能が低下する環境が存在することがわかった.さらにPLC と無線LAN の環境に 応じて連携形態を動的に変更することで,常に良好な通信性能を得ることを示した.
 
キーワード
  PLC
 
記述言語
  Japanese
 
 

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