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研究業績


TCPのセグメント転送タイミング制御による省電力化に関する研究
著者
  村上 慎
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2011 年 3 月
 
アブストラクト
  近年, ブロードバンドサービスの発展・普及に伴いネットワークにおける転送トラヒック量は飛躍的に増大している. それに伴うルータなどのネットワーク機器の増設により, ネットワーク機器全体の消費電力量も大きく増加するため, ネットワーク機器の省電力化は急務の課題である. これまでに, ネットワーク機器の省電力化手法としてLANスイッチ/ルータにおけるポート転送速度の動的制御手法が提案されている. この手法は各ポートの転送速度が低いほど消費電力量が小さくなる特徴を利用している. しかし,この手法をTCPトラヒックに適用した場合, TCPはフロー制御機構による可用帯域の有効利用を目的としているため,転送トラヒック量に応じたポート転送速度切替によりパケット喪失や輻輳が発生することが考えられる. そのため, リンクにおいて通信が行われていない時間(アイドル時間)に転送速度切替を行うことで, TCP通信に悪影響を与えずに省電力化が可能となる.TCPでは信頼性を保証するため, 確認応答制御を全セグメントに対して行っているため, 確認応答受信後のセグメント転送タイミングを制御すればアイドル時間を意図的に増加させ, 省電力効果が期待できる. そこで本研究では, TCPのセグメント転送タイミング制御によるルータ間リンクのアイドル時間分布を調査し, 本手法の省電力効果を検討する. 結果より, フロー同時発生時におけるセグメント転送タイミング制御により省電力化が可能となることを明らかにした.
 
キーワード
  Transport protocol, Green IT, Simulation
 
記述言語
  Japanese
 
 

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