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研究業績


スクールバスを用いた実証実験に基づく蓄積運搬転送技術の性能分析
著者
  松下和樹
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2011 年 3 月
 
アブストラクト
   近年,通信利用の拡大・多様化が進んでいるが,一方で通信接続に断続性を持つ環境でも信頼性のある通信を実現するため,DTN(Delay,Disruption,Disconnection Tolerant Networking)と呼ばれる技術が研究されている.  そのDTN 技術の一つとして,蓄積運搬転送方式という技術が存在する.この方式では劣 通信環境での時間的不連続に対応するため,通信リンクが再び利用可能となるタイミンを 待つための一時的「蓄積」を行い,また空間的不連続に対応するため,その間を物理的移 動によって情報を「運搬」する.各端末はデータ転送が可能な相手端末が現れるまで,自身のストレージにデータを蓄積して移動を行い,データ転送の機会を待つ.これにより通信に断続性を持つ環境下でも通信を実現することが可能となる.  そこで本研究では,断続的な通信環境におけるデータ転送の一例として,路側に設置された無線AP とその側を通過するバスとの通信(路車間通信),及び無線AP を設置した車両とバスが併走する間の通信(車車間通信)を対象とする.蓄積運搬転送技術を実装したソフトウェアを用いてファイル転送を行い,車両や路側装置を用いた実環境での実証実験を通じて,バスや車両による道路網をフィールドとした蓄積運搬転送技術の実用性を検証すると共に,実用システムの設計・構築のための知見を得ることを目的とする.  本稿では,路車間・車車間通信によるファイル転送により,車両がAP の通信可能エリア 内に進入してからデータ転送を行うまでの時間,及び車車間・路車間通信のスループットを測定することで分析を行う.実験結果より,データ転送を行うために必要なAP 通信エリア滞在時間,及び路車間・車車間通信において異なる条件によるファイル転送が可能なサイズ を求めた.
 
キーワード
  Challenged Networks
 
記述言語
  Japanese
 
 

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