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研究業績


断続的マルチホップ通信における転送スケジューリングの性能評価
著者
  竹島 修平
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2012 年 2 月
 
アブストラクト
  近年,ネットワークアプリケーションの多様化と移動体無線通信の発展・普及により,いつでもどこでもインターネットを利用できる環境が求められている. しかし,断続的なリンクを含む劣通信環境でのマルチホップ通信においては,従来のエンドツーエンドのTCP/IP通信はまったく性能が出ない. そこで,このような課題に対するネットワーク技術として,DTN(Delay,Disruption,Disconnection Tolerant Networking)があり,リンクが常時利用可能でない場合に,中継ノードでメッセージを蓄積して転送機会を待つ蓄積中継転送が提案されている.また,この蓄積中継転送において,効率的にメッセージを転送するために中継ノードでのメッセージスケジューリングも提案されている. 先行研究[1]では,断続的マルチホップ通信において発生するメッセージ廃棄に着目し,メッセージ廃棄率を低減するスケジューリング手法を提案した.一方で,メッセージ遅延時間に関しては考慮していないという課題もあった. そこで本研究では,先行研究で行われたトポロジとスケジューリング手法について,最初のノードでのバッファを無限長とした場合の遅延時間の観点からシミュレーションによる性能評価を行った.その際,与えられたトポロジにおいて,宛先Xのメッセージを無条件に優先する手法でのX宛メッセージの平均遅延時間を1として他の手法でのX宛メッセージの平均遅延時間を正規化したもの(宛先正規化遅延)を用いた.様々なパラメータにおいて各手法の宛先正規化遅延を調べることで,先行研究においてメッセージ廃棄率の観点で優位であったスケジューリング手法が,各宛先への遅延時間のバランスの観点でも優位であることがわかった.
 
キーワード
  Challenged Networks
 
記述言語
  Japanese
 
 

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