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研究業績


多段ネットワーク環境におけるTCPデータ転送移行による省電力制御方式に関する性能評価
著者
  有馬 雄貴
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2013 年 3 月
 
アブストラクト
   近年,コンピュータネットワークの発展・普及により, 企業や個人でのインターネット利用が急激に増加している.それに伴い,ネットワーク機器が占める総消費電力量は急激に増加しているため,機器の省電力化が課題である.  これまで,LANスイッチ/ルータのポート転送速度の動的制御が提案されている.この手法は,転送トラヒック量に応じてポート転送速度を切り替えるが,TCPトラヒックに適用した場合,そのフロー制御機構のためパケットロスや輻輳が生じ,転送性能を劣化させる恐れがある.そのため,データ転送を行っていない時間(アイドル時間)に着目し,アイドル時間にート転送速度の切替を行う必要がある.この際,切替には数十$[msec]$要するため,それより大きなアイドル時間が対象となる.そこで,制御対象となるルータを経由するTCPフローのコネクション確立の確認応答を契機に,データセグメントの転送を確率的,もしくは対象ルータの輻輳状態に応じて一定時間遅延させることで,省電力可能なアイドル時間を増加するデータ転送移行手法が提案されている.しかし,輻輳状態を考慮する手法は,TCPフローの送受信ノード間のRTTが同一な場合のみ評価されており,RTT/経由ルータ数が異なる場合の有効性は明らかではない.  本研究では,多段ネットワークにおける手法の省電力・転送性能評価をシミュレーションにより評価し,省電力化に有効なアイドル時間と各フローの転送終了時間を性能評価として,効果的な転送移行方式を提案する.結果より, 多段環境下の提案方式の有効性を明らかにした.
 
キーワード
  Transport protocol, Simulation
 
記述言語
  Japanese
 
 

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