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旧尾家・塚本研究室です.尾家祐二 現・九州工業大学学長の情報は こちら.
   
研究業績


TCPセグメント転送移行とウィンドウサイズ制御によるリンク省電力手法に関する研究
著者
  古屋 貴之
 
雑誌名/会議名
  2014 年 2 月
 
アブストラクト
  近年,コンピュータネットワークの発展・普及により,企業や個人のインターネット利用が急激に増加し,それに伴いネットワーク機器の設置台数と消費電力量もまた急激に増加しているため,ネットワーク機器の省電力化は重要な課題である.これまで,LAN スイッチ/ルータの省電力化として,ネットワーク機器の消費電力量はポート転送速度が低いほど小さい特徴を利用し,転送トラヒック量に応じてポート転送速度を低く切り替える手法が提案されている.しかし,TCP トラヒックに適用すると,そのフロー制御機構により速度切り替えリンクにおいて輻輳が生じ,転送性能が劣化する恐れがある.したがって,セグメント転送の空き時間(アイドル時間) にポート転送速度を切り替える必要があるが,その切り替えに少なくとも数十[msec] 要するため,それ以上のアイドル時間が必要となる.これまで,TCP セグメント転送を条件に応じて一定時間待機(転送移行)し,リンクのセグメント転送時間とアイドル時間の各々を強制的に集約する手法を提案し,省電力効果が高まることを明らかにしたが,その反面転送遅延が増大する問題も示されている.そこで本研究では,この問題に対応するため,転送移行と同時に転送セグメント数を一定数増加(ウィンドウサイズ制御)し,転送性能の劣化を抑制する拡張手法を提案する.シミュレーションにより,転送移行とウィンドウサイズ制御が及ぼす影響を調査し,転送性能の劣化抑制とアイドル時間増加が可能であることを明らかにした.
 
キーワード
  Green IT, Traffic Engineering
 
記述言語
  Japanese
 
 

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