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研究業績


M2Mクラウドサービスに向けた通信品質要求を考慮したパケット集約手法
著者
  沢辺 亜南
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学大学院 情報工学府 情報システム専攻 修士論文 2015 年 2 月
 
アブストラクト
  近年,人の手を介さずに機械同士で通信を行うM2M(Machine-to-Machine)通信が注目されている.M2M通信では膨大な数のM2M端末が相互に通信を行い,さらに,これらの端末から生成されるデータサイズは小さいため,膨大な数の小さなサイズのトラヒックがインターネットへ流入することになる.このような状況では,大量のM2M端末が接続された複数のアクセス網からコア網へ膨大な数の極小データが流入するため,コアルータにおいて,単位時間当たりに処理可能な最大パケット数 (PPS: packets per second) を超えるパケットが到着し,輻輳が生じる可能性がある.この場合,コア網の物理帯域に余剰があるにも関わらず,ネットワーク資源を有効活用できない状況が発生する.そこで,ネットワークキャリアはコア網への入り口でパケット集約を行い,コア網への流入パケット数を削減すると予想されるが,パケット集約には待機時間が必要となるため,ユーザの多種多様な通信品質要求を満足できない恐れがある.そこで本研究では,スループットと通信品質要求の双方を考慮するパケット集約手法を提案する.提案手法では,到着パケットを待機可能時間を基に複数バッファにクラス分けを行い,パケットに付加したある重み値を基に集約パケットを構成する.シミュレーションと数値解析を通して性能評価を行った結果,特に過負荷時や流入トラヒックに偏りがある場合にアプリケーションの要求を満足しつつ,高い集約効率を示す手法であることがわかった.さらに,アプリケーション数が増加した場合,複数のアプリケーションをグループ化した数と同じ数のバッファを用意することで,アプリケーション数分のバッファを用意した場合と同等の性能を示すことがわかった.
 
キーワード
 
 
記述言語
  Japanese
 
 

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