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研究業績


端末移動時の通信スループット向上を実現する手法の検討
著者
  佐藤 宏一
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2015 年 2 月
 
アブストラクト
  近年,情報化社会の進展に伴い,M2M(Machine to Machine)での情報交換や災害時における情報共有への要望が高まっているが,インフラ設置コストの低減や災害時など既存のインフラ設備の一部が使用出来ない状況を考えると,新たな情報収集技術が必要になる.これを解決する手段の一つとして移動体による無線通信を用いた情報収集に着目する.しかし,移動体通信は,通信を行う相手との接続時間が限定されているため,送受信出来るデータ容量が限られる.そこで,現在広く普及している既存の無線規格IEEE802.11n(以下,11n)の伝送レート高速化技術であるMIMO,チャネルボンディング,フレームアグリゲーションに着目する.しかし,これらの技術は高速移動に伴う周囲の状況や通信距離の変化の影響を想定していない.移動体通信時では802.11無線規格における再送により遅延時間が増大し,スループットが低下する可能性がある.そのため上記の高速化技術や再送が有効であるとは限らない.そこで本研究では,移動体通信環境下におけるそれぞれの伝送レート高速化技術の影響を明らかにし,限られた時間の中で効率的にデータを送信する手法の検討を行う.シミュレーション評価の結果,MIMOやチャネルボンディングは送信電力が減衰する影響で有効範囲が極めて狭いことがわかった.一方で,フレームアグリゲーションは有効ではあるものの,再送単位を小さくする事が有効であることがわかった.一方で再送回数は大きな影響を与えないことがわかった.つまり,移動体通信で11nを用いる際は,これら伝送レート高速化技術を適切に設定することで伝送量を向上できることを明らかにした.
 
キーワード
  Wireless, mtom, dtnet
 
記述言語
  Japanese
 
 

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