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研究業績


事前転送型圧縮によるボトルネック通信路改善モデル
著者
  村瀬俊昭
 
雑誌名/会議名
  2015 年 3 月
 
アブストラクト
  インターネット利用増と用途多様化によりデータ転送量が増加し,特にピーク利用の時間帯ではネットワーク容量が逼迫し性能劣化が発生している. この問題への対応に,ファイルの圧縮転送や事前転送(ピークシフト転送)がある.インターネット,内部プロキシサーバ(内部P),外部プロキシサーバ(外部P),利用者で構成されるネットワークを考えた時,外部Pに利用者が要求する可能性のある全ファイルを圧縮して置くとすると, 「単純圧縮」では,利用者からのファイル要求時は,通常方法で圧縮したファイルを通信路上に転送する. 「単純圧縮事前転送」では,オフピークの時間帯を利用して有限容量Bのストレージを持つ内部Pに 一部のファイルを事前転送し,利用者からのファイル要求時は,要求ファイルがそこにない場合(キャッシュミス)だけ,単純圧縮したファイルを通信路上に転送する. 前者は内部Pが不要であるが,復元に必要な全情報を要求時に転送するため圧縮が限定的である. 後者は内部Pの容量が少ないとキャッシュミスが多く,前者との差が小さい. ¥par そこで本研究では,これらを一般化した「事前転送型圧縮」の可能性を検討する. ファイル圧縮において復元に必要な情報をうまく2つにわけ,そのうち片方である補助的な情報を事前転送する. 単純圧縮ファイル長に比べて小さく内部Pに多数置けるので、キャッシュミスが激減する. 他方はファイルの中身を表す情報であり,もし単純圧縮ファイル長よりも小さいならば効果が期待できる. 今回は,ハフマン符号化を利用した簡単な事前転送型圧縮を実装して圧縮率を調べ,効果を考察するとともに得られた圧縮率から通信路上のデータ転送量を求めた.記号長2の場合の提案手法が他手法よりも通信路上のデータ転送量を削減するという結果が得られた.
 
キーワード
  その他
 
記述言語
  Japanese
 
 

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