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研究業績


OpenFlowネットワークにおける部分直接観測を利用したトラヒックフローの推定手法
著者
  山下翔太
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学大学院 情報工学府 情報システム専攻 修士論文 2015 年 3 月
 
アブストラクト
  利用が拡大しているOpenFlow(O/F) では,O/F コントローラから各O/F スイッチに投 入されるエントリによって「マイクロフロー」が定義され,このマイクロ―フローに関する 流量情報:FlowStats(FS)/AggregateStats(AS) や物理ポート毎の流量情報(集約流量情報): PortStats(PS) がO/F スイッチに保存される.一方,ネットワークの運用には,個々のマ イクロフローだけではなく、ネットワーク間交流量等の通過ノードの順序で識別されるマ クロな「ネットワークフロー」の流量統計,すなわち,Origin-Destination トラヒック行列 (ODTM) も重要である.ODTM は,原理的に全マイクロフローの流量情報を同時に取得で きる場合は計算可能であるが,現実的ではない.一方,ODTM を物理ポート毎の流量情報 からネットワークトモグラフィ的に推定する手法は誤差が大きい.そこで,本研究ではO/F を対象に,フロー流量分布をPS によるODTM推定とFS/AS による部分直接観測の連携か ら精度よく推定する手法を提案した.また,FS/AS によるフロー流量の累計値観測は,PS による集約流量の累積値観測に比べて頻繁な計測が困難なため,推定区間の最初と最後で観 測を行い差をとることで,その区間の流量平均を算出して用いる.具体的には,ODTM 推 定で推定された各分割トポロジにおける推定結果を重ね合わせる際にパラメタの一部として 組み込む.さらに,1 フローを常に観測するのではなく,推定区間毎に直接観測対象フロー を変化させ,変動が少ないフローについては後の推定に観測結果を利用することによって推 定誤差の低減を行った.観測対象フローの決定は前回までの推定・観測結果に基づき,変動 については変動係数を用いて相対誤差0.3 を基準として評価した.学内ネットワークでの実 測データに基づくシミュレーション結果から,既存手法では相対誤差の平均0:293 に対し, 提案手法では0:217 と誤差の低減が示され,提案手法の有効性が確認された.
 
キーワード
  Measurement
 
記述言語
  Japanese
 
 

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