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研究業績


センシングデータ転送のための数値データ列圧縮法の比較・分析
著者
  堀川 千種
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2016 年 3 月
 
アブストラクト
  近年あらゆる産業分野においてIT の利活用が重視されている.今後はスマートフォンやタブレット端末に限らず,スマートメーターやセンサーがネットワークにつながるIoT(Internet of Things) の実現が求められている.そこでセンサーの増加に伴い,通信インフラが乏しい場所での通信手段が問題となる.通信手段の一つに衛星通信があるが,衛星通信は従量課金制で,データサイズに応じて料金が加算されるため,データの圧縮が重要となる.そこで本研究では,観測周期1 分で観測される数値データを1 時間収集し,集約したデータを1 パケットに格納して送信するシステムを想定する.その上で,巨大なデータを圧縮する一般的な圧縮法とは異なり,元々それほど大きくないデータで,数値の範囲や変化が限定できる数値列(センシングデータ等) を一定時間毎に送る場合の可逆圧縮の方法を調査・分析し,より良い圧縮法を考案することを目的とする.そこで,既存の整数圧縮法を用いてセンシングデータの圧縮効率の比較を行う.なお,本研究で取り扱う数値データは雨量である.そのため,一定期間の累積雨量データは単純増加の数値列となる.この特徴を生かし,差分や既存の圧縮手法を用いて適切な圧縮行う方法を考案した.また,データ数が増えた場合の圧縮の方法を考案した.結果として高い圧縮率を実現するためには,圧縮法を適宜変える必要があるり,データ数が多く,途中でデータパターンが変わる可能性が高い場合は区間に区切り,区間ごとに最適な圧縮法を選ぶ必要があることがわかった.また,一段階差分行ってからUnary coding,Gamma coding,Golomb coding を行うか,二段階差分を行ってGamma coding を行ういずれかを選べば最適に圧縮できることが分かった.
 
キーワード
  Sensor Networks
 
記述言語
  Japanese
 
 

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