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研究業績


OpenFlowネットワークにおけるスイッチ間パケット遅延変動の推定
著者
  永田 隼也
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2017 年 2 月
 
アブストラクト
  近年データセンタなどでは,OpenFlow技術を用いた大規模ネットワークが構築されている.ネットワークの品質維持や可用性の実現には,全リンク間の通信品質を実時間で監視する必要があり,各リンクに試験パケットを流す能動的な計測が不可欠となる.先行研究では,通信品質の指標としてパケットロス率に注目していた.本報告では,通信品質の指標としてパケット伝送遅延の変動に着目し,OpenFlowネットワークでのスイッチ間パケット伝送遅延変動の推定を目標とし,前段階として端末間でのパケット伝送遅延変動の推定を行う.2点間の遅延時間の計測は困難であるが,遅延変動であれば到着時間間隔のみから推定ができるため,OpenFlowスイッチへの適用を想定した,受信時刻計測の基づくパケット遅延変動(標準偏差)の推定手法を提案した.実験環境は端末4台を用い,それぞれを送信端末,中継スイッチ,受信端末,遅延変動発生PCとして扱う.これらをケーブル接続し,遅延発生PCでtcを行い,送信端末-中継スイッチ間で遅延を発生させる.手法の有効性を示すため,推定値と,tcで設定した値から算出した理論値の比較を行う.実験結果では理論上変動の生じない中継スイッチ-受信端末間において約15.7[μs]の誤差が見られ,計測制度と考えられる.遅延の確率分布を一様分布とした場合,推定値と理論値の間の誤差は計測制度程度だったが,正規分布の場合はそれより大きい誤差(ただし適切な送信間隔では100[μs]以下)が見られた.これらの実験を通し,PC端末間の遅延変動を推定する手法の可能性を示した.
 
キーワード
  Measurement, Simulation, of
 
記述言語
  Japanese
 
 

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