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研究業績


異種サービス連携のための地理空間ベースネットワーク基盤の構築に 関する初期検討
著者
  長尾健太郎
 
雑誌名/会議名
  2017 年 3 月
 
アブストラクト
  近年,様々なモノがインターネットに接続され,周囲のモノからセンサ情報が取得可能となる.これ らの情報を収集,解析することで提供される新しいサービス,IoT サービスが着目されている.また, IoT サービスを地理空間に基づいて連携させるサービスが注目されている.このような IoT サービ スは現在,クラウドコンピューティングにより実現されているため,通信遅延やネットワークトラ ヒックが必然的に増加してしまう.これらの解決手法として,IoT 機器と低遅延で通信可能 (ネット ワーク的距離が近い) な位置にエッジサーバを設置し,クラウドで行っていた情報の収集、集約など の処理を代わりに行うエッジコンピューティングが提案されている.しかし,現在のネットワークは 現実の地理空間を考慮しておらず,キャリア毎のサイロ型構造となっているため,機器間の地理的距 離とネットワーク距離が大きく異なり,エッジコンピューティングを用いた低遅延通信が実現できな い場合がある.そこで本研究ではネットワークを地理空間毎に分割し,IoT データの収集,流通の効 率化を実現するネットワーク基盤を新たに提案する.まず,地理空間を柔軟なサイズで分割するため に,階層構造のメッシュ状に分割し,各エリアに対して1次元の ID を割り当てる.その上で,メッ シュ間のデータ転送のための識別子として,IPv6 アドレスに位置情報,メッシュID を埋め込むこと を提案する.これによりデータ配送時のメッシュエリアを IP ルーティングと同様の方法で指定可能 となる.本研究では,この新しいネットワーク基盤を実機を用いて構築した上で,(1) メッシュエリ ア間の相互接続性,(2) 異なるエリアから送信された IoT データの収集機能,(3) 従来の IPv6 ネット ワーク混在時の接続性,について検証を行った.検証結果から,(1)(2) については実用性を示す事が でき,(3) については,新たな経路広告機能とルーティング機能が必要となる事を明らかにした.
 
キーワード
 
 
記述言語
  Japanese
 
 

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