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研究業績


BGPの更新情報を用いた接続障害検出手法
著者
  寺沢一平
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学大学院 情報工学研究科 情報システム専攻, 修士学位論文 2006 年 2 月
 
アブストラクト
  現在のインターネットはAS(Autonomous System)と呼ばれる管理主体毎で自律的にネットワークの管理を行っており,AS間の接続はBGP(Border Gateway Protocol)と呼ばれるルーティングプロトコルを用いて維持されている. BGPを扱うルータ間で交換される経路情報は,宛先のASに到達するまでに経由するASの順序(以降,ASパス)を含んでいる. このようなBGPの経路情報を収集することにより,インターネット全体におけるASの接続状況を把握することが可能となる. 一方,BGPルータは経路の変更を察知した場合,経路の広告を許可した全ASに対して経路更新情報を送信する. そのため,一点で障害が発生した場合にも多数の経路更新情報が広告され,末端のASには大量の経路更新情報が到着することになる. 結果として,各BGPルータが受け取る経路更新情報は一日およそ20万回に及ぶ. このように膨大な経路更新情報を解析し,ネットワークに対して影響の大きい経路の変動や,その影響範囲を把握することは非常に困難である. そこで本研究では,まず隣接するAS同士の接続関係(以降Peer)に着目し,BGPの経路情報のクラスタリングとモデル化を行い,経路状態の比較を可能にした. さらに,クラスタリングされた経路情報を一定時間間隔毎に作成,比較を行い,時刻毎の経路の差分情報として変化の発生したPeerの情報を抽出した. ここで得られたPeerの情報を用いて障害等を検知するための指標を取得する手法を提案する. 解析対象の情報としてインターネット上で稼働しているBGPルータの経路更新情報を用い,過去に実際に発生した障害の例を用いて障害の検知の検証を行う. このように,障害の検知を行う上で有用な情報を選別し,インターネット上で発生した障害の検知や,その影響の大きい箇所を推定する方法の提案と検証を行う.
 
キーワード
  Measurement, その他
 
記述言語
  Japanese
 
 

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