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研究業績


省電力ネットワークの実現に向けたトラヒック流量の推定に関する研究
著者
  金光 宏明
 
雑誌名/会議名
  九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 卒業論文 2009 年 2 月
 
アブストラクト
   インターネット技術の発展と,それに伴うネットワーク機器の消費電力量の増加により,ルータやLANスイッチなどのネットワーク機器の省電力化に向けた対策が急務の課題となっている.ルータやLANスイッチの消費電力量は物理リンクの帯域幅に比例するが,通信品質への悪影響を避けるためには,トラヒック流量に応じた帯域幅の設定が求められる.  そこで本研究では学内ネットワークにおいて計測されたトラヒックデータや, 国際ネットワークの公開トラヒックデータを対象として,ピークスループットの挙動の分析・推定を行う.この際,稀な現象の振る舞いを扱う統計理論である極値理論を用い,短期的/長期的計測によるピークスループットの推定を行う.ここで短期的とは,数分程度の比較的短時間の計測データを用いた分析結果により,その直後の数十分から数時間程度のピークスループットの推定を行うことを意味する.長期的とは,数時間程度の比較的長時間の計測データを用いた分析結果により,別の日の同時間帯のピークスループットの推定を行うことを意味する.  本研究の結果,短期的計測に基づく推定については,分析期間と推定期間のトラヒック傾向の変化の有無に強く依存するものの,推定期間が短い場合には比較的高精度での推定が可能であることが分かった.一方,長期的計測に基づく推定については,通常,平日と休日ではトラヒックの傾向は異なるにも関わらず,曜日に依存せず比較的高精度での推定が可能であることが分かった.また,以上の結果を用いて,ピークスループットの推定に基づく帯域幅の設定により,ネットワーク機器の省電力化の可能性が十分にあることを示した.
 
キーワード
  Green IT
 
記述言語
  Japanese
 
 

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